健康靴および方法
靴本体は、本底に動作可能に結合した靴の甲を含む。靴本体は、前方部および後方部を有する。中底は、靴の甲の内部に設けられており、略非弾性の踵部および略弾性の爪先部を有する。略剛性の加圧プレートが略弾性の爪先部に隣接している。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
[関連出願のクロスリフェレンス]
この出願は、2009年6月2日にファイルされた米国仮出願61/217,708、発明の名称「健康靴」を優先権の基礎とし、その全体の開示内容が参考のためこの明細書に組み入れられる。
【0002】
[背景技術]
本発明は、主として、歩行周期中に使用者を支援する靴に関するものであり、より詳細には、歩行周期中の均等な足圧および適切な配置(アライメント)を維持するように使用者を支援するものである。
【0003】
[本発明の概要]
本発明の一形態は、本底に動作可能に結合した靴の甲を含む靴本体を有する履物製品を含む。靴本体は、前方部および後方部を有する。中底は、靴の甲の内部に設けられており、略非弾性の踵部および略弾性の爪先部を有する。略剛性の加圧プレートが略弾性の爪先部に隣接している。
【0004】
本発明の別の形態は、略非弾性の踵部および略弾性の爪先部を有する中底を有する履物製品用の挿入物を含む。弾力吸収パッドが非弾性の踵部の下方に設けられている。略弾性の爪先部に隣接する略剛性の加圧プレートとを備える。略剛性の加圧プレートが略弾性の爪先部に隣接している。
【0005】
本発明のさらに別の形態は、本底に動作可能に結合した靴の甲を設けることを含む、人の歩行を改善する方法を含む。靴の内部に中底を挿入する。中底に略弾性の爪先部を形成する。中底に略非弾性の踵部を形成する。中底の略弾性の爪先部より上方に略非弾性の踵部を形成する。略非弾性の踵部の下方に弾性吸収パッドを接続する。使用者の足を靴に置くことによって、歩行中に自然な歩行周期を進める。
【0006】
本発明に係るこれらの形態およびその他の形態の目的および特徴は、当業者が以下に示す明細書、特許請求の範囲、および添付図面を検討することにより、理解され正しく認識されるであろう。
【0007】
[図面の簡単な説明]
図1Aは、本発明の一実施形態に係る靴を示す側面図である。
【0008】
図1Bは、図1Aの靴の底面図である。
【0009】
図2は、図1BにおけるII−II線断面図である。
【0010】
図3Aは、本発明の一実施形態に係る靴の中底の右側正面図である。
【0011】
図3Bは、図3Aの中底の底面図である。
【0012】
図3Cは、図3Aの中底の左側正面図である。
【0013】
図3Dは、図3Aの中底の上面図である。
【0014】
図4は、図1BのIV−IV線断面図である。
【0015】
図5Aは、歩行周期初期の接地期における図1Aの靴を示す側面図である。
【0016】
図5Bは、歩行周期中間における図1Aの靴を示す側面図である。
【0017】
図5Cは、歩行周期終期の爪先離れ期における図1Aの靴を示す側面図である。
【0018】
図6Aは、接地期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【0019】
図6Bは、歩行周期中期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【0020】
図6Cは、爪先離れ期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【0021】
[実施形態の詳細な説明]
以下の説明では、「上方」「下方」「右」「左」「後方」「前方」「縦」「横」およびこれらの派生語は、本発明を図1のように向けて関連付ける。しかし、本発明において、明確に特定した場合を除いて、種々の別の方向付けを取りうることは理解される。また、図面および以下の明細書に記載されたに示された具体的な装置およびプロセスは、単に、添付の特許請求の範囲で特徴付けられた本発明の概念の典型的な形態である。従って、以下で開示された具体的な寸法および他の物理的物性は、特許請求の範囲で明確に記載されていなければ、限定的にはみなされない。
【0022】
図1のように、参照番号10は、本底(アウトソール)17に動作可能に結合した靴の甲(アッパー)12を有する靴11を含んでいる一般的な履物システムである。靴11は、前方部16および後方部18を有している。中底(インソール)20は、靴11の内部に設けられ、略非弾性の踵部(かかと部)22と、略弾性の爪先部(つま先部)24とを有する。略剛性の加圧プレート26は、略弾性の爪先部24に隣接している。
【0023】
図1Aおよび図1Bのように、靴11の甲12は、一般的に、使用者の足に合うように設計されている。靴11に美観を与えるために、甲には任意の種類のスタイルおよびデザインを使用してもよいことが意図される。剛性の加圧プレート26、いわゆる圧力変位回転プレートは、詳細は後述するように、弾性の爪先部24に近接して、靴11の前方に配置されている。略弾性の爪先部24に連結された略非弾性の踵部22は、中足骨加速圧縮性を有するような中底20を形成している。略非弾性の踵部22と、略弾性の爪先部24との繋ぎ目は、レバーになっている。このレバーは、着用者の歩行時に、従来の履物の典型的な歩行よりも、自然な歩行ができるように支援する。中底20の構造は、靴着用者に、靴11を通して、靴着用者における身体重心を推移させながら、迅速にひざを曲げさせることによって、自然な裸足様の歩行をもたらす。
【0024】
図1Aおよび図1Bのように、靴11は、通常、靴着用者の体重を支えるように設計されている。さらに、靴11は、使用者の筋肉組織(筋肉系)を連動させるとともに、骨格系への圧力を軽減する結果、靴着用者の体を自然な歩行周期に進める角度に変化させる再ポジショニングを支援する。
【0025】
図1Aおよび図1Bのように、靴の甲12は、後方部18で一体となり、前方部16と連結可能である、側面部40を有している。上部44は、ベロ(タン)46と一体的に形成されている。側面部40、背部42、上部44、および、ベロ46は、着用者の足に靴11を保持する。靴の甲12と表底14との間の移行部50は、靴の甲12と表底14とに結合しており、靴の甲12と表底14との間の美的推移をもたらす。表底14は、ゴムなどの非スリップ材料からなり、靴11の使用時に地面に接するベース52を有している。剛性の加圧プレート26は、表底14と略弾性の爪先部24との間に設けられている。
【0026】
本発明に係る履物システム10の靴11は、前足への圧力を軽減し、爪先が離れるまでの足の自然な動作を推進することによって、爪先の負担を制限するために、具体的に設計されている。靴11は、例えば、使用者が骨格系への負担を軽減するように、着用者の歩行を修正および改善もする。履物システム10は、従来の履物によって得られる以上に、着用者がヒトの筋肉組織を連動させることを可能とする。より具体的には、履物システム10は、歩行中の動きがより増大するように規制すると共に、歩行中の衝撃がより低減するように吸収する。圧力変位回転プレート26および中足骨加速圧縮性を有する中底20は、一体的にまたは別々に形成される。いずれの場合にも、圧力変位回転プレート26および中足骨加速圧縮性を有する中底20は、足底弓を介して支援し、衝撃を吸収し、爪先が離れるときまで足の回転を容易にするために共同する。
【0027】
図1Bおよび図2のように、中底20は、表底14よりも小さい周辺長さを有しており、表底14の周辺の上部あるいは通常は内部(内側)に設けられている。表底14と中底20との界面は、図2に示すように、中底20が剛性の加圧プレート26を覆うように設置されており、表底14によって支持される。剛性の加圧プレート26は、図2に示すように、表底14の下面(裏面)から露出していてもよい。また、剛性の加圧プレート26は、剛性の加圧プレート26の破損を避け、汚れないようにするために、被覆されていてもよい。通常、中間底(図示せず)は、靴の快適さをさらに増すために、中底と表底との間のどこに設けられていてもよい。
【0028】
図1Bおよび図2に示すように、剛性の加圧プレート26または圧力変位回転プレートは、靴11のかかと末端部60から40%以上前方から形成され始まっており、略非弾性の踵部22の下面全体に拡がっている。剛性の加圧プレート26は、前方に拡がっており、靴11の先端部62から15%以上後方で終わっている。一実施形態では、剛性の加圧プレート26は、靴11の先端部62までずっと拡がっていることが意図される。剛性の加圧プレート26は、中底20に一体化されているか、または、中底20から分離している。しかしながら、剛性の加圧プレート26は、通常、表底14と略弾性の爪先部との間に設置されている。剛性の加圧プレート26は、ガラス繊維、鋼鉄等の炭素繊維または他の複合材料、ナイロンまたは熱可塑性樹脂等の射出樹脂を含む種々の材料から構成することができ、ガラス繊維強化添加剤を含んでいても含んでいなくてもよい。
【0029】
図3A〜図3Dのように、中底20は、複数密度の発泡体の使用により、歩行周期の初期接地期から中間期の着用者の足を支援する。非弾性の踵部22は、かかと末端部60から少なくとも20%以上60%未満前方に拡がっている。非弾性の踵部22は、ショアC硬度35度以上の密度範囲の発泡体からなっている。例えば、PORON(商品名)、ポリウレタン、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)、または、他の発泡材料を主成分とする材料を使用することができる。弾性の爪先部24は、非弾性の踵部22より前方にあり、靴11の先端部62から80%以上後方に拡がっている。弾性の爪先部24は、略非弾性の踵部22未満であるショアC硬度が少なくとも8度の密度の低発泡体から形成されている。略弾性の爪先部24として使用される材料としては、例えば、PORON(商品名)、ポリウレタン、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)、または、他の発泡材料を主成分とする材料などの材料が意図される。発泡体密度は、略非弾性の踵部22から略弾性の爪先部24にかけて減少している。このため、歩行周期中、歩行周期の接地期68から中間期70(図5B)に足が移動するときに、着用者の足の中足骨の先端は、前足の降下地点66で略弾性の爪先部24に沈む。使用者の足の中足骨の先端がこのように沈むと、使用者の歩行筋肉は活性化され、図5A〜図5Cを用いて以下に詳細に述べるように、足が前方に回転し、爪先離れ期72に変化するようになる。
【0030】
図2および図3Dのように、中底20は、2成分素材の上部カバー80または緩和層を有している。2成分素材の上部カバー80は、歩行周期中および中底20の表面での足の移動中に、衝撃を吸収する方向を制御することを可能にする。より具体的には、2成分素材の上部カバー80は、略非弾性の踵部22から、略弾性の爪先部24まで、下向きの力を移動させるのに役立つ。図示されているように、弾性吸収パッド86は、表底14の下方に設けられており、靴11のかかと末端部に覆われている。2成分素材の上部カバー80は、非弾性上部カバー82と弾性上部カバー84とを有している。さらに、弱発泡体からなる薄層90が、略非弾性の踵部22と略弾性の爪先部24とを覆う中底20を全て覆うように拡がっている。発泡体の薄層90は、2成分素材の上部カバー80の下方に設けられており、略非弾性の踵部22から略弾性の爪先部24まで、着用者の足の移動を補助する。発泡体の薄層90の厚さは任意であり、一実施形態ではその厚さは3mmである。
【0031】
図4のように、剛性の加圧プレート26は、中底20の足底面から、2mm以上、20mm以下、下方へ突出した凸状の横断面を有している。爪先ばねの強さは、剛性の加圧プレート26が中底20の足底面から下方へ突出する量および程度に影響を受ける。爪先ばねの強さの範囲は、15度(degree)〜40度(degree)が想定される。
【0032】
図5A〜図5Cのように、使用中、歩行周期の接地期68(図5A)の間に衝撃力が略非弾性の踵部22にかかると、非弾性の踵部22の非弾性上部カバー82は、弾性吸収パッド86を、足底面から上方に圧迫する力をかける。従って、衝撃力は、足底面または底面から吸収される。この構成により、踵骨が安定し、使用者のかかとが、中底20のかかと部に沈みこむのが防止される。中底20が略非弾性の踵部22の足底面を圧迫する間、略弾性の爪先部24には、逆の効果が得られる。具体的には、略弾性の爪先部24としては、圧迫するために弾性を有する2方向または4方向の伸縮材料を適用できる。歩行周期中、略弾性の爪先部24に近接する弾性上部カバー84は、中底20を介して、背面または上面から下向きに、衝撃力を吸収することが可能となる。従って、圧力は、中足骨を含め、足の敏感な部分にかかる圧力を低減することができる。略弾性の爪先部24および弾性上部カバー84は、歩行周期の中間期(5B)から爪先離れ期(5C)にかけて、着用者が略非弾性の踵部22から略弾性の爪先部24まで動かせるように、収縮する。従って、略弾性の爪先部24が前足の降下地点66に変化する加速度が、円滑で快適なように足が足底に移動する位置への踵骨の降下度と比べて増える。
【0033】
図6A〜図6Cのように、本発明の靴11、特に靴11に設けられる中底20は、筋肉組織の連動をさらに推進するために、自然な歩行周期中に体の角度を再配置する上で有効である。前足は、圧縮性の略弾性の爪先部24の領域を柔軟かつ容易に、下方へ加速され、体を減速させる。その後、剛性の加圧プレート26および略非弾性の踵部22は、身体重心を移動させながら迅速にひざを曲げさせる。この移動によって、筋肉組織が連動し、歩行中に発生するどのような付加的な力も吸収することができる。従って、中核の筋肉活動が増加する一方、骨格系および関節への衝撃が大幅に低減されることによって、歩行活動の量が増加する。剛性の加圧プレート26の凸部の設計は、前足の圧力を、剛性の加圧プレート26の全表面に沿って拡げることが可能となる。その結果、剛性の加圧プレート26の全表面に衝撃力が移動するとともに、自然な歩行周期が向上される。このような構成により、自然に体を動かしつつ、足元の衝撃が和らぎ、足元が支持され、まるで使用者が全く靴をはいていないようになる。従って、剛性の加圧プレート26は、適切な歩行周期を実現するために、爪先が離れるまで適切に足を回転させるのを支援するように、中底20と共同で機能する。
【0034】
本発明の概念を逸脱しない範囲において、上述の構造に種々の変更および改良することができることは理解される。また、本発明の概念は、特許請求の範囲の用語が別の意味に明示されている場合を除いて、以下に示す特許請求の範囲によって保護することを目的としている概念であることは理解される。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1A】本発明の一実施形態に係る靴を示す側面図である。
【図1B】図1Aの靴の底面図である。
【図2】図1BにおけるII−II線断面図である。
【図3A】本発明の一実施形態に係る靴の中底の右側正面図である。
【図3B】図3Aの中底の底面図である。
【図3C】図3Aの中底の左側正面図である。
【図3D】図3Aの中底の上面図である。
【図4】図1BのIV−IV線断面図である。
【図5A】歩行周期初期の接地期における図1Aの靴を示す側面図である。
【図5B】歩行周期中間における図1Aの靴を示す側面図である。
【図5C】歩行周期終期の爪先離れ期における図1Aの靴を示す側面図である。
【図6A】接地期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【図6B】歩行周期中期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【図6C】爪先離れ期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【発明の詳細な説明】
【0001】
[関連出願のクロスリフェレンス]
この出願は、2009年6月2日にファイルされた米国仮出願61/217,708、発明の名称「健康靴」を優先権の基礎とし、その全体の開示内容が参考のためこの明細書に組み入れられる。
【0002】
[背景技術]
本発明は、主として、歩行周期中に使用者を支援する靴に関するものであり、より詳細には、歩行周期中の均等な足圧および適切な配置(アライメント)を維持するように使用者を支援するものである。
【0003】
[本発明の概要]
本発明の一形態は、本底に動作可能に結合した靴の甲を含む靴本体を有する履物製品を含む。靴本体は、前方部および後方部を有する。中底は、靴の甲の内部に設けられており、略非弾性の踵部および略弾性の爪先部を有する。略剛性の加圧プレートが略弾性の爪先部に隣接している。
【0004】
本発明の別の形態は、略非弾性の踵部および略弾性の爪先部を有する中底を有する履物製品用の挿入物を含む。弾力吸収パッドが非弾性の踵部の下方に設けられている。略弾性の爪先部に隣接する略剛性の加圧プレートとを備える。略剛性の加圧プレートが略弾性の爪先部に隣接している。
【0005】
本発明のさらに別の形態は、本底に動作可能に結合した靴の甲を設けることを含む、人の歩行を改善する方法を含む。靴の内部に中底を挿入する。中底に略弾性の爪先部を形成する。中底に略非弾性の踵部を形成する。中底の略弾性の爪先部より上方に略非弾性の踵部を形成する。略非弾性の踵部の下方に弾性吸収パッドを接続する。使用者の足を靴に置くことによって、歩行中に自然な歩行周期を進める。
【0006】
本発明に係るこれらの形態およびその他の形態の目的および特徴は、当業者が以下に示す明細書、特許請求の範囲、および添付図面を検討することにより、理解され正しく認識されるであろう。
【0007】
[図面の簡単な説明]
図1Aは、本発明の一実施形態に係る靴を示す側面図である。
【0008】
図1Bは、図1Aの靴の底面図である。
【0009】
図2は、図1BにおけるII−II線断面図である。
【0010】
図3Aは、本発明の一実施形態に係る靴の中底の右側正面図である。
【0011】
図3Bは、図3Aの中底の底面図である。
【0012】
図3Cは、図3Aの中底の左側正面図である。
【0013】
図3Dは、図3Aの中底の上面図である。
【0014】
図4は、図1BのIV−IV線断面図である。
【0015】
図5Aは、歩行周期初期の接地期における図1Aの靴を示す側面図である。
【0016】
図5Bは、歩行周期中間における図1Aの靴を示す側面図である。
【0017】
図5Cは、歩行周期終期の爪先離れ期における図1Aの靴を示す側面図である。
【0018】
図6Aは、接地期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【0019】
図6Bは、歩行周期中期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【0020】
図6Cは、爪先離れ期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【0021】
[実施形態の詳細な説明]
以下の説明では、「上方」「下方」「右」「左」「後方」「前方」「縦」「横」およびこれらの派生語は、本発明を図1のように向けて関連付ける。しかし、本発明において、明確に特定した場合を除いて、種々の別の方向付けを取りうることは理解される。また、図面および以下の明細書に記載されたに示された具体的な装置およびプロセスは、単に、添付の特許請求の範囲で特徴付けられた本発明の概念の典型的な形態である。従って、以下で開示された具体的な寸法および他の物理的物性は、特許請求の範囲で明確に記載されていなければ、限定的にはみなされない。
【0022】
図1のように、参照番号10は、本底(アウトソール)17に動作可能に結合した靴の甲(アッパー)12を有する靴11を含んでいる一般的な履物システムである。靴11は、前方部16および後方部18を有している。中底(インソール)20は、靴11の内部に設けられ、略非弾性の踵部(かかと部)22と、略弾性の爪先部(つま先部)24とを有する。略剛性の加圧プレート26は、略弾性の爪先部24に隣接している。
【0023】
図1Aおよび図1Bのように、靴11の甲12は、一般的に、使用者の足に合うように設計されている。靴11に美観を与えるために、甲には任意の種類のスタイルおよびデザインを使用してもよいことが意図される。剛性の加圧プレート26、いわゆる圧力変位回転プレートは、詳細は後述するように、弾性の爪先部24に近接して、靴11の前方に配置されている。略弾性の爪先部24に連結された略非弾性の踵部22は、中足骨加速圧縮性を有するような中底20を形成している。略非弾性の踵部22と、略弾性の爪先部24との繋ぎ目は、レバーになっている。このレバーは、着用者の歩行時に、従来の履物の典型的な歩行よりも、自然な歩行ができるように支援する。中底20の構造は、靴着用者に、靴11を通して、靴着用者における身体重心を推移させながら、迅速にひざを曲げさせることによって、自然な裸足様の歩行をもたらす。
【0024】
図1Aおよび図1Bのように、靴11は、通常、靴着用者の体重を支えるように設計されている。さらに、靴11は、使用者の筋肉組織(筋肉系)を連動させるとともに、骨格系への圧力を軽減する結果、靴着用者の体を自然な歩行周期に進める角度に変化させる再ポジショニングを支援する。
【0025】
図1Aおよび図1Bのように、靴の甲12は、後方部18で一体となり、前方部16と連結可能である、側面部40を有している。上部44は、ベロ(タン)46と一体的に形成されている。側面部40、背部42、上部44、および、ベロ46は、着用者の足に靴11を保持する。靴の甲12と表底14との間の移行部50は、靴の甲12と表底14とに結合しており、靴の甲12と表底14との間の美的推移をもたらす。表底14は、ゴムなどの非スリップ材料からなり、靴11の使用時に地面に接するベース52を有している。剛性の加圧プレート26は、表底14と略弾性の爪先部24との間に設けられている。
【0026】
本発明に係る履物システム10の靴11は、前足への圧力を軽減し、爪先が離れるまでの足の自然な動作を推進することによって、爪先の負担を制限するために、具体的に設計されている。靴11は、例えば、使用者が骨格系への負担を軽減するように、着用者の歩行を修正および改善もする。履物システム10は、従来の履物によって得られる以上に、着用者がヒトの筋肉組織を連動させることを可能とする。より具体的には、履物システム10は、歩行中の動きがより増大するように規制すると共に、歩行中の衝撃がより低減するように吸収する。圧力変位回転プレート26および中足骨加速圧縮性を有する中底20は、一体的にまたは別々に形成される。いずれの場合にも、圧力変位回転プレート26および中足骨加速圧縮性を有する中底20は、足底弓を介して支援し、衝撃を吸収し、爪先が離れるときまで足の回転を容易にするために共同する。
【0027】
図1Bおよび図2のように、中底20は、表底14よりも小さい周辺長さを有しており、表底14の周辺の上部あるいは通常は内部(内側)に設けられている。表底14と中底20との界面は、図2に示すように、中底20が剛性の加圧プレート26を覆うように設置されており、表底14によって支持される。剛性の加圧プレート26は、図2に示すように、表底14の下面(裏面)から露出していてもよい。また、剛性の加圧プレート26は、剛性の加圧プレート26の破損を避け、汚れないようにするために、被覆されていてもよい。通常、中間底(図示せず)は、靴の快適さをさらに増すために、中底と表底との間のどこに設けられていてもよい。
【0028】
図1Bおよび図2に示すように、剛性の加圧プレート26または圧力変位回転プレートは、靴11のかかと末端部60から40%以上前方から形成され始まっており、略非弾性の踵部22の下面全体に拡がっている。剛性の加圧プレート26は、前方に拡がっており、靴11の先端部62から15%以上後方で終わっている。一実施形態では、剛性の加圧プレート26は、靴11の先端部62までずっと拡がっていることが意図される。剛性の加圧プレート26は、中底20に一体化されているか、または、中底20から分離している。しかしながら、剛性の加圧プレート26は、通常、表底14と略弾性の爪先部との間に設置されている。剛性の加圧プレート26は、ガラス繊維、鋼鉄等の炭素繊維または他の複合材料、ナイロンまたは熱可塑性樹脂等の射出樹脂を含む種々の材料から構成することができ、ガラス繊維強化添加剤を含んでいても含んでいなくてもよい。
【0029】
図3A〜図3Dのように、中底20は、複数密度の発泡体の使用により、歩行周期の初期接地期から中間期の着用者の足を支援する。非弾性の踵部22は、かかと末端部60から少なくとも20%以上60%未満前方に拡がっている。非弾性の踵部22は、ショアC硬度35度以上の密度範囲の発泡体からなっている。例えば、PORON(商品名)、ポリウレタン、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)、または、他の発泡材料を主成分とする材料を使用することができる。弾性の爪先部24は、非弾性の踵部22より前方にあり、靴11の先端部62から80%以上後方に拡がっている。弾性の爪先部24は、略非弾性の踵部22未満であるショアC硬度が少なくとも8度の密度の低発泡体から形成されている。略弾性の爪先部24として使用される材料としては、例えば、PORON(商品名)、ポリウレタン、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)、または、他の発泡材料を主成分とする材料などの材料が意図される。発泡体密度は、略非弾性の踵部22から略弾性の爪先部24にかけて減少している。このため、歩行周期中、歩行周期の接地期68から中間期70(図5B)に足が移動するときに、着用者の足の中足骨の先端は、前足の降下地点66で略弾性の爪先部24に沈む。使用者の足の中足骨の先端がこのように沈むと、使用者の歩行筋肉は活性化され、図5A〜図5Cを用いて以下に詳細に述べるように、足が前方に回転し、爪先離れ期72に変化するようになる。
【0030】
図2および図3Dのように、中底20は、2成分素材の上部カバー80または緩和層を有している。2成分素材の上部カバー80は、歩行周期中および中底20の表面での足の移動中に、衝撃を吸収する方向を制御することを可能にする。より具体的には、2成分素材の上部カバー80は、略非弾性の踵部22から、略弾性の爪先部24まで、下向きの力を移動させるのに役立つ。図示されているように、弾性吸収パッド86は、表底14の下方に設けられており、靴11のかかと末端部に覆われている。2成分素材の上部カバー80は、非弾性上部カバー82と弾性上部カバー84とを有している。さらに、弱発泡体からなる薄層90が、略非弾性の踵部22と略弾性の爪先部24とを覆う中底20を全て覆うように拡がっている。発泡体の薄層90は、2成分素材の上部カバー80の下方に設けられており、略非弾性の踵部22から略弾性の爪先部24まで、着用者の足の移動を補助する。発泡体の薄層90の厚さは任意であり、一実施形態ではその厚さは3mmである。
【0031】
図4のように、剛性の加圧プレート26は、中底20の足底面から、2mm以上、20mm以下、下方へ突出した凸状の横断面を有している。爪先ばねの強さは、剛性の加圧プレート26が中底20の足底面から下方へ突出する量および程度に影響を受ける。爪先ばねの強さの範囲は、15度(degree)〜40度(degree)が想定される。
【0032】
図5A〜図5Cのように、使用中、歩行周期の接地期68(図5A)の間に衝撃力が略非弾性の踵部22にかかると、非弾性の踵部22の非弾性上部カバー82は、弾性吸収パッド86を、足底面から上方に圧迫する力をかける。従って、衝撃力は、足底面または底面から吸収される。この構成により、踵骨が安定し、使用者のかかとが、中底20のかかと部に沈みこむのが防止される。中底20が略非弾性の踵部22の足底面を圧迫する間、略弾性の爪先部24には、逆の効果が得られる。具体的には、略弾性の爪先部24としては、圧迫するために弾性を有する2方向または4方向の伸縮材料を適用できる。歩行周期中、略弾性の爪先部24に近接する弾性上部カバー84は、中底20を介して、背面または上面から下向きに、衝撃力を吸収することが可能となる。従って、圧力は、中足骨を含め、足の敏感な部分にかかる圧力を低減することができる。略弾性の爪先部24および弾性上部カバー84は、歩行周期の中間期(5B)から爪先離れ期(5C)にかけて、着用者が略非弾性の踵部22から略弾性の爪先部24まで動かせるように、収縮する。従って、略弾性の爪先部24が前足の降下地点66に変化する加速度が、円滑で快適なように足が足底に移動する位置への踵骨の降下度と比べて増える。
【0033】
図6A〜図6Cのように、本発明の靴11、特に靴11に設けられる中底20は、筋肉組織の連動をさらに推進するために、自然な歩行周期中に体の角度を再配置する上で有効である。前足は、圧縮性の略弾性の爪先部24の領域を柔軟かつ容易に、下方へ加速され、体を減速させる。その後、剛性の加圧プレート26および略非弾性の踵部22は、身体重心を移動させながら迅速にひざを曲げさせる。この移動によって、筋肉組織が連動し、歩行中に発生するどのような付加的な力も吸収することができる。従って、中核の筋肉活動が増加する一方、骨格系および関節への衝撃が大幅に低減されることによって、歩行活動の量が増加する。剛性の加圧プレート26の凸部の設計は、前足の圧力を、剛性の加圧プレート26の全表面に沿って拡げることが可能となる。その結果、剛性の加圧プレート26の全表面に衝撃力が移動するとともに、自然な歩行周期が向上される。このような構成により、自然に体を動かしつつ、足元の衝撃が和らぎ、足元が支持され、まるで使用者が全く靴をはいていないようになる。従って、剛性の加圧プレート26は、適切な歩行周期を実現するために、爪先が離れるまで適切に足を回転させるのを支援するように、中底20と共同で機能する。
【0034】
本発明の概念を逸脱しない範囲において、上述の構造に種々の変更および改良することができることは理解される。また、本発明の概念は、特許請求の範囲の用語が別の意味に明示されている場合を除いて、以下に示す特許請求の範囲によって保護することを目的としている概念であることは理解される。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1A】本発明の一実施形態に係る靴を示す側面図である。
【図1B】図1Aの靴の底面図である。
【図2】図1BにおけるII−II線断面図である。
【図3A】本発明の一実施形態に係る靴の中底の右側正面図である。
【図3B】図3Aの中底の底面図である。
【図3C】図3Aの中底の左側正面図である。
【図3D】図3Aの中底の上面図である。
【図4】図1BのIV−IV線断面図である。
【図5A】歩行周期初期の接地期における図1Aの靴を示す側面図である。
【図5B】歩行周期中間における図1Aの靴を示す側面図である。
【図5C】歩行周期終期の爪先離れ期における図1Aの靴を示す側面図である。
【図6A】接地期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【図6B】歩行周期中期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【図6C】爪先離れ期における本発明の一実施形態に係る靴の手前側を示す側面図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本底に動作可能に結合した靴の甲を含む靴本体であって、前方部および後方部を有する靴本体と、
靴の甲の内部に設けられた中底であって、略非弾性の踵部および略弾性の爪先部を有する中底と、
略弾性の爪先部に隣接する略剛性の加圧プレートとを備える履物製品。
【請求項2】
非弾性の踵部と中底との間に設けられた弾力吸収パッドをさらに備える請求項1に記載の履物製品。
【請求項3】
中底と本底との間に設けられた弾力吸収パッドをさらに備える請求項1に記載の履物製品。
【請求項4】
略非弾性の踵部の厚さが、略弾性の爪先部の厚さの約2倍である請求項1に記載の履物製品。
【請求項5】
加圧プレートは、使用者の中足骨に略並べられた凸部を有する請求項1に記載の履物製品。
【請求項6】
中底を覆うように設けられた緩和層をさらに備える請求項1に記載の履物製品。
【請求項7】
緩和層は、略非弾性物質から構成された背面部と、略弾性材料から構成された前面部とを有する請求項6に記載の履物製品。
【請求項8】
略非弾性の踵部と略弾性の爪先部との間にあり、上記靴本体の後方部から前方の前方部まで下向きのエネルギーを移動させるレバーを備える請求項1に記載の履物製品。
【請求項9】
略非弾性の踵部および略弾性の爪先部を有する中底と、
非弾性の踵部の下方に設けられた弾力吸収パッドと、
略弾性の爪先部に隣接する略剛性の加圧プレートとを備える履物製品用の挿入物。
【請求項10】
中底と表底との間に設けられた中間ソールをさらに備える請求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項11】
略非弾性の踵部の厚さが、略弾性の爪先部の厚さの約2倍である請求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項12】
加圧プレートは、使用者の中足骨に略並べられた凸部を有する請求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項13】
中底を覆うように設けられた緩和層をさらに備える請求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項14】
緩和層は、略非弾性物質から構成された背面部と、略弾性材料から構成された前面部とを有する請求項14に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項15】
略非弾性の踵部と略弾性の爪先部との間にあり、上記靴本体の後方部から前方の前方部まで下向きのエネルギーを移動させるレバーを備える求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項16】
本底に動作可能に結合した靴の甲を設け、
靴の内部に中底を挿入し、
中底に略弾性の爪先部を形成し、
中底の略弾性の爪先部より上方に略非弾性の踵部を形成し、
略非弾性の踵部の下方に弾性吸収パッドを接続し、
使用者の足を靴に置くことによって、歩行中に自然な歩行周期を進める、人の歩行を改善する方法。
【請求項17】
略弾性の爪先部に隣接する略剛性の加圧プレートを設ける請求項16に記載の方法。
【請求項18】
略剛性の加圧プレートを設ける工程は、略剛性の加圧プレートを中底と一体的に形成する請求項17に記載の方法。
【請求項19】
中底を覆う2成分の上部カバーを設ける請求項16に記載の方法。
【請求項20】
中底と表底との間に中間ソールを設ける請求項16に記載の方法。
【請求項1】
本底に動作可能に結合した靴の甲を含む靴本体であって、前方部および後方部を有する靴本体と、
靴の甲の内部に設けられた中底であって、略非弾性の踵部および略弾性の爪先部を有する中底と、
略弾性の爪先部に隣接する略剛性の加圧プレートとを備える履物製品。
【請求項2】
非弾性の踵部と中底との間に設けられた弾力吸収パッドをさらに備える請求項1に記載の履物製品。
【請求項3】
中底と本底との間に設けられた弾力吸収パッドをさらに備える請求項1に記載の履物製品。
【請求項4】
略非弾性の踵部の厚さが、略弾性の爪先部の厚さの約2倍である請求項1に記載の履物製品。
【請求項5】
加圧プレートは、使用者の中足骨に略並べられた凸部を有する請求項1に記載の履物製品。
【請求項6】
中底を覆うように設けられた緩和層をさらに備える請求項1に記載の履物製品。
【請求項7】
緩和層は、略非弾性物質から構成された背面部と、略弾性材料から構成された前面部とを有する請求項6に記載の履物製品。
【請求項8】
略非弾性の踵部と略弾性の爪先部との間にあり、上記靴本体の後方部から前方の前方部まで下向きのエネルギーを移動させるレバーを備える請求項1に記載の履物製品。
【請求項9】
略非弾性の踵部および略弾性の爪先部を有する中底と、
非弾性の踵部の下方に設けられた弾力吸収パッドと、
略弾性の爪先部に隣接する略剛性の加圧プレートとを備える履物製品用の挿入物。
【請求項10】
中底と表底との間に設けられた中間ソールをさらに備える請求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項11】
略非弾性の踵部の厚さが、略弾性の爪先部の厚さの約2倍である請求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項12】
加圧プレートは、使用者の中足骨に略並べられた凸部を有する請求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項13】
中底を覆うように設けられた緩和層をさらに備える請求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項14】
緩和層は、略非弾性物質から構成された背面部と、略弾性材料から構成された前面部とを有する請求項14に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項15】
略非弾性の踵部と略弾性の爪先部との間にあり、上記靴本体の後方部から前方の前方部まで下向きのエネルギーを移動させるレバーを備える求項9に記載の履物製品用の挿入物。
【請求項16】
本底に動作可能に結合した靴の甲を設け、
靴の内部に中底を挿入し、
中底に略弾性の爪先部を形成し、
中底の略弾性の爪先部より上方に略非弾性の踵部を形成し、
略非弾性の踵部の下方に弾性吸収パッドを接続し、
使用者の足を靴に置くことによって、歩行中に自然な歩行周期を進める、人の歩行を改善する方法。
【請求項17】
略弾性の爪先部に隣接する略剛性の加圧プレートを設ける請求項16に記載の方法。
【請求項18】
略剛性の加圧プレートを設ける工程は、略剛性の加圧プレートを中底と一体的に形成する請求項17に記載の方法。
【請求項19】
中底を覆う2成分の上部カバーを設ける請求項16に記載の方法。
【請求項20】
中底と表底との間に中間ソールを設ける請求項16に記載の方法。
【図1A】
【図1B】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図1B】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【公表番号】特表2012−528688(P2012−528688A)
【公表日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−514034(P2012−514034)
【出願日】平成22年6月1日(2010.6.1)
【国際出願番号】PCT/US2010/036834
【国際公開番号】WO2010/141425
【国際公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【出願人】(511294372)フォーム リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】FORME LIMITED
【住所又は居所原語表記】42/F CENTRAL PLAZA,18 HARBOUR ROAD,WAN CHAI,HONG KONG,HONG KONG,CHINA
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年6月1日(2010.6.1)
【国際出願番号】PCT/US2010/036834
【国際公開番号】WO2010/141425
【国際公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【出願人】(511294372)フォーム リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】FORME LIMITED
【住所又は居所原語表記】42/F CENTRAL PLAZA,18 HARBOUR ROAD,WAN CHAI,HONG KONG,HONG KONG,CHINA
【Fターム(参考)】
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