説明

NTN株式会社により出願された特許

1,001 - 1,010 / 9,006


【課題】ガタ打ち音の発生を抑え滑らかに回転作動することができ、しかも、動力源の不安定なトルク出力時の振動を低減し、さらには強度的に優れ、耐久性を有する等速自在継手を提案する。
【解決手段】トルク伝達ボール17とトラック溝12,15とを常時接触状態とする与圧付与手段を配置した等速自在継手である。外側継手部材13のトラック溝12と内側継手部材16のトラック溝15との少なくとも一方において、トルク伝達ボール17の半径をRとしたときに、1.15R<r<2.0Rとなる曲率半径rのトラック溝底部35を設ける。トラック溝底部35からトラック溝開口側に向かって徐々に拡大する傾斜面状となるトラック溝開口部36を設ける。トラック溝開口部36の曲率半径をr1としたときに、1.00R<r1<1.15Rとした。 (もっと読む)


【課題】ボール型等速ジョイント用グリースにおいて、添加剤の組み合わせにより耐摩耗性を改善させ、耐フレーキング性が向上した等速ジョイント用グリース組成物を提供すること。
【解決手段】下記の成分(a)〜(h)を含有する等速ジョイント用グリース組成物
(a)基油、
(b)ジウレア系増ちょう剤、
(c)ジアルキルジチオリン酸亜鉛、
(d)ジアルキルジチオカルバミン酸モリブデン、
(e)メラミンシアヌレート、
(f)炭酸カルシウム、
(g)ジアルキルジチオカルバミン酸亜鉛、及び
(h)硫黄−窒素系極圧添加剤。 (もっと読む)


【課題】中空状動力伝達シャフトにおいて、その端部外径に塑性加工にて成形される動力伝達用スプライン部の高精度化を図る。
【解決手段】鋼管30の端部に設けた小径部4外径に塑性加工を施すことで成形した動力伝達用スプライン部としてのスプライン2と、このスプライン2の内径側に配置されて鋼管30の端部開口を封止する封止部材31とを備える中間シャフト1である。封止部材31は、スプライン2成形のための塑性加工前から鋼管30の小径部4内径に配置され、この塑性加工時に鋼管30の小径部4内径面を支持する。塑性加工によるスプライン2の成形時において、鋼管30に対する封止部材31の軸方向移動は、鋼管30の小径部4内径に設けた段差面4aと封止部材31の内端面31aとを軸方向で当接させることで形成した軸方向係合構造40で規制される。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れ、かつ成形のための装置の低コスト化を達成できる摺動型等速自在継手を提案する。
【解決手段】内径面15にトラック溝16を形成した外側継手部材11と、外径面17にトラック溝18を形成した内側継手部材12と、外側継手部材11のトラック溝16とこれに対応する内側継手部材12のトラック溝18とが協働して形成されるトルク伝達ボールトラックに配設されるトルク伝達ボール13と、トルク伝達ボール13を保持するケージ14とを備えた等速自在継手である。外側継手部材11におけるケージ保持部22の内径を、周方向に沿って隣合うボール13の継手外径側において結ぶ接線に内接する円の直径よりも大きく設定する。外側継手部材11の内径形状は、外側継手部材11のトラック溝の円弧とケージ保持部22と、円弧とケージ保持部22とを結ぶ接線とで構成した。 (もっと読む)


【課題】ベルト案内輪の樹脂成形後における冷却によって軸受空間内の圧力が低下するのを抑制し、ゴムシールの内向きリップがシール溝の内側面に吸着されるのを防止することができるようにした両シール付き玉軸受を提供することである。
【解決手段】内向きリップ12のシール溝9の内側面9aと弾性接触する接触面の周方向の少なくとも一部に、シール溝9の内側面9aとの間で微小な空隙を形成する凹部18を設け、ベルト案内輪の樹脂成形時の温度上昇によって軸受空間内の圧力が上昇した際に、その圧力を凹部18から外部に漏洩させ、樹脂成形後の冷却によっても軸受空間内の圧力を一定に保持して、ゴムシール10の内向きリップ12が内輪3のシール溝9の内側面9aに吸着されるのを防止する。 (もっと読む)


【課題】旋削加工や加締め加工といった追加加工、およびそのための専用設備を不要とし、安定した抜け止めを実現する共にコスト低減を可能にする摺動式等速自在継手およびそのしごき加工方法を提供すること。
【解決手段】一端に開口部を有するカップ状をなし、筒状内周面6に軸方向に延びる複数のトラック溝7が形成された外側継手部材2と、球面状外周面11に、前記外側継手部材2のトラック溝7に対向する複数のトラック溝9が形成された内側継手部材3と、これら内外継手部材のトラック溝7、9間に介在してトルクを伝達する複数のボール4と、前記外側継手部材2と内側継手部材3との間に配置されボール4を保持するケージ5とからなる摺動式等速自在継手1において、前記外側継手部材2の開口端部14における筒状円周面6とトラック溝7の少なくとも一つに、内部部品16の係止突起部15が形成され、この係止突起部15が前記外側継手部材2の筒状円周面6およびトラック溝7を仕上げるしごき加工によって形成されている。 (もっと読む)


【課題】ハブ輪と継手外輪の分離が許容されるタイプの車輪用軸受装置において、ボルト部材の締結をスムーズかつ高精度に行えるようにする。
【解決手段】軸方向に延びる凸部が設けられた継手外輪5の軸部12をハブ輪1の孔部22に圧入し、ハブ輪1の軸部嵌合孔22aの内径面に凸部により凹部を形成することで、凸部と凹部の嵌合部位全域が密着する凹凸嵌合構造Mが構成される。また、継手外輪5の軸部12に設けたボルト孔13には、凹凸嵌合構造Mの構成後にボルト部材50が締結され、これによりハブ輪1と継手外輪5の分離が規制される。ボルト部材50の締結のための寸法管理の対象として、凸部に対するボルト孔13の同軸度を規定し、かつこの同軸度として0.1mm以下の許容値を付与した。 (もっと読む)


【課題】樹脂製の有端環状体からなるセンサホルダを転がり軸受の外輪の周溝を利用して外輪に支持させ、周方向二分割の弾性反発部を形成したばね部材によりセンサホルダの固定強化を図ったセンサ付軸受において、上述のようにセンサホルダの固定を強化するばね力を増すことが可能なので、センサホルダのさらなる固定強化を図る。
【解決手段】ばね部材15を、センサホルダ7の有端環状溝14に嵌着する主部16と、有端環状溝14から周方向に突き出てセンサホルダ7の開放凹部18内に位置する両端部17,17とからなる角線材製の線細工ばねとし、ばね部材15の両端部17,17を、有端環状溝14に主部16を嵌着した状態で軸方向に重なり、片方の端部17をずらして重なりを解消すると突き合って撓む部分とし、撓んだ両端部17,17の弾性反発による力Fで主部16がセンサホルダ7を外径側に押す力が増し、これにより、センサホルダ7の固定を強化するばね力が増すようにした。 (もっと読む)


【課題】静粛性に優れ、高精度で、かつ低コストに製造可能であり、特に住宅用の小型換気扇のモータに好適に組み込むことができる流体動圧軸受装置およびその組み立て方法を提供することにある。
【解決手段】外方部材20を構成する少なくとも1つの部材が、板材のプレス加工により成形されたものであって、このプレス加工により前記ラジアル軸受面と少なくとも片側のスラスト軸受面が形成されていると共に、内方部材10の少なくともラジアル軸受面とスラスト軸受面を形成する部分が焼結金属からなる流体動圧軸受装置である。 (もっと読む)


【課題】 熱処理変形による機能劣化や修正コスト増を低減できる潤滑機能付きの転がり軸受を提供する。
【解決手段】 内輪2および外輪3の各転走面2a,3a間に転動体4が介在する。軌道輪である内輪2および外輪3のうち、回転しない固定側軌道輪3に、軸受空間と反対側の周面から軸受空間に連通する潤滑油供給路11を設ける。固定側軌道輪3は、転走面3aと潤滑油供給路11とを有する軌道輪本体13と、この軌道輪本体13の両端面に接して設けられる一対の環状の側輪14,15とでなる。これら両側輪14,15の軸受空間と反対側の周面にそれぞれ環状の弾性シール12を設ける。 (もっと読む)


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