説明

IMV株式会社により出願された特許

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【課題】 目標とするスペクトルだけでなく、目標とする非ガウス特性を有する振動を供試体に与えるよう制御することの可能な振動制御装置を提供する。
【解決手段】
制御スペクトル算出手段22は、目標スペクトルと応答スペクトルとを比較し、両者が等しくなるように制御スペクトルを算出する。ガウス性ランダム信号生成手段26は、制御スペクトルの各周波数成分にランダムな位相を与えて逆フーリエ変換を行い、ガウス性ランダム信号を生成する。変換手段28は、ガウス性ランダム信号を変換特性に基づいて変換し、非ガウス性ランダム信号に変換する。ドライブ信号生成手段32は、振動試験機および供試体を含む系の伝達特性の逆特性を制御特性として、非ガウス性ランダム信号を変形してドライブ信号を生成する。ドライブ信号は、D/A変換器16によってアナログ信号に変換され、振動試験機2に与えられる。 (もっと読む)


【課題】連続した非ガウス特性のランダム波形を生成する。
【解決手段】非ガウス特性波形生成手段B05は、制御用PSDの各周波数成分に位相を与えて逆フーリエ変換し、これに窓関数を掛けて、1フレームのランダム波形を生成する。位相設定手段B07は、(i)最初のラインについてはランダムな初期位相φ0をそのまま与え、(ii)隣接する各ラインには、正規分布に従ったランダムな位相差ΔφRを各ラインの位相に順次加算したものを与える。重ね合わせ波形生成手段B11は、非ガウス特性ランダム波形を複数フレーム受けて、これらをシフトして足し合わせる。 (もっと読む)


【課題】振動発生機の特性を予め実験によって得ておかなくとも、所望の運転関連値を実現する運転条件を決定できる装置を提供する。
【解決手段】振動制御器22は、設定された励磁電流のもとで、供試体に所望の振動を与えるように、振動発生機1の駆動電流を制御する。運転関連値取得手段50は、制御が安定した時点における励磁コイル・駆動コイルの消費電力を取得する。励磁電流変更手段52は、制御が安定すると、励磁電流を微少値だけ変化させる。運転関連値取得手段50は、微小変化する励磁電流の各値に対する消費電力を取得することになる。変位点検出手段54は、運転関連値取得手段50が取得した一連の消費電力を観察し、その変位点を検出する。消費電力が徐々に減少し、その後増加に転じる点を変位点として見いだす。この変位点に対応する励磁電流を、運転条件として設定する。続いてブロア回転数を、フィードバック制御によって決定する。 (もっと読む)


【課題】振動発生機の特性を予め実験によって得ておかなくとも、所望の運転関連値を実現する運転条件を決定できる。
【解決手段】振動制御器22は、設定された励磁電流のもとで、供試体に所望の振動を与えるように、振動発生機1の駆動電流を制御する。運転関連値取得手段50は、振動制御器22による制御が安定した時点における励磁コイル・駆動コイルの消費電力を取得する。励磁電流変更手段52は、励磁電流を微少値だけ変化させる。したがって、運転関連値取得手段50は、微小変化する励磁電流の各値に対する消費電力を取得することになる。変位点検出手段54は、運転関連値取得手段50が取得した一連の消費電力を観察し、消費電力が徐々に減少し、その後増加に転じる点を変位点として見いだす。この変位点に対応する励磁電流を、運転条件として設定する。続いてブロア回転数を、フィードバック制御によって決定する。 (もっと読む)


【課題】複数の制御量による影響が等しく反映されるドライブ波形による振動試験を可能とする振動試験装置の提供
【解決手段】振動試験装置1は、測定した変位及び加速度に関する伝達特性に基づき、周波数重み特性を決定する(S703)。周波数重み特性の決定の際は、変位及び加速度の伝達関数の対角成分の周波数−ゲイン曲線について、各周波帯域における変位のゲインと加速度のゲインとの差が小さくなるように調整する。このとき、それぞれの周波数−ゲイン曲線について、振幅値が大きい上位数ラインの平均値を算出し、その平均値を合わせるように調整することによって、加速度に対するスケーリング係数w、変位に対するスケーリング係数wを設定し、周波数重み特性を決定する。振動試験装置1は、周波数重み特性及び伝達特性に基づき、逆伝達特性を算出する(S705)。振動試験装置1は、算出した逆伝達特性を用いてドライブ波形を生成する。 (もっと読む)


【課題】 動電式振動試験装置における省電力、静音などの運転関連値に注目し、振動発生機の動作限界を考慮しつつ、注目した運転関連値が所定の条件を満足するために最適な運転条件を決定する装置を提供する。
【解決手段】 所定の振動を供試体20に与えた状態で、運転条件決定装置100は励磁電流、駆動電流を計測し、振動発生機1が発生すべき要求加振力を算出する。算出した要求加振力に基づいて、励磁電流を様々に変化させた場合に、当該要求加振力を得るために必要な駆動電流を算出する。さらに、この各励磁電流毎に、冷却ブロア16の想定冷却能力を変えて、各想定励磁電流と各想定駆動電流とによって振動発生機1を動作させた各場合の励磁コイル4、駆動コイル10の温度を推定し、各コイルでの消費電力と冷却ブロア16の消費電力を算出する。そして、温度条件を満足するもののうち、注目した運転関連値に基づく最適な運転条件の選択を行なう。 (もっと読む)


【課題】運転時の振動から個々の健全性を評価し、測定点間の振動データの過去のデータベースに基づいて比較評価、解析して報告書を自動帳票作成するプログラムとシステムを提供する。
【解決手段】電子帳票作成プログラムは、診断される機械のスケルトンと測定チャンネルを登録保存し、スケルトンと機器を一致させて、帳票に表示し、部品の機械的諸元数値を入力、登録させて、診断に必要な数値をその都度再計算し、その数値の診断過程に反映させ、各種の振動データを解析し、読み出し、書き替え、更新を可能とし、振動データを比較評価するための条件等を入力、選択、保存し、保存された条件を基づいて機器を評価し、また、個々の部品の機械的寿命を予測し、機器全体の健全性維持のため、分解点検、部品交換等の対策内容及び時期を予測し、測定解析後のデータを用いて、機器の状態を詳細に報告するための各種判定フロー及び条件を編集・登録する機能を有する。 (もっと読む)


【課題】 動電式振動試験装置における省電力、静音、精度向上、出力可能速度の増大などの運転関連値に注目し、振動発生機の動作限界を考慮しつつ、注目した運転関連値が所定の条件を満足するために最適な運転条件を算出する装置を提供する。
【解決手段】 最適な運転条件を見出すため、想定特性算出手段34は、励磁コイル4に与える励磁電流を基準値から変えた想定励磁電流における想定特性を算出する。想定駆動電流算出手段36は、要求される加振力特性を実現するためには駆動コイル10にどのような想定駆動電流を与えればよいかを、想定励磁電流毎に、想定特性に基づいて算出する。想定温度算出手段38は、冷却ブロア16の想定冷却能力を変えて、各想定励磁電流と各想定駆動電流とによって振動発生機1を動作させた各場合の励磁コイル4、駆動コイル10の温度を推定する。運転条件選択手段40は、温度条件を満足するもののうち、注目した運転関連値に基づく最適な運転条件の選択を行なう。 (もっと読む)


【課題】試験体と試験体載置部との間の相互作用を減少させることができる動電式振動試験装置の提供
【解決手段】制御部141は、試験体載置部に載置された試験体が当該試験体載置部に対して与える相互作用、及び、ダンパーの減衰係数Cd及びバネの弾性係数Kdに基づくモデル化誤差、を考慮した外力値dfを算出する外力算出制御を実行する。また、動電式振動試験装置1では、変位センサ131から得られる試験体載置部の変位量xs及び加速度センサ133から得られる加速度値(dxs/dt)、及び電流計135から得られる駆動コイル125の電流値Iを用いて外力算出処理を実行する。 (もっと読む)


【課題】応答波形の目標波形に対する追従性を改善することができる振動試験装置の提供
【解決手段】動電式振動試験装置1では、外力算出処理及び外力補償処理に基づくフィードバック制御(閉ループ制御)をインナーループとし、さらに、ドライブ波形生成処理に基づく目標追従制御(開ループ制御)をアウターループとする二重ループ制御を行っている。このように、インナーループにおいて試験体11の運動に対する外力値による影響を補償することによって、試験体11と試験体載置部21との間の反力及びモデル化誤差の影響を排除することができる。さらに、アウターループにおいて、伝達関数の逆特性を考慮したドライブ波形を生成し、応答波形に基づき修正を行うことによって、応答波形の目標波形に対する目標追従性を高めることができる。 (もっと読む)


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