説明

三ツ星ベルト株式会社により出願された特許

1 - 10 / 730


【課題】プーリ係合面の摩擦係数を小さくして、プーリのミスアライメントやスティックスリップによる騒音や異音を低減できる摩擦伝動ベルトを提供する。
【解決手段】摩擦伝動ベルト1において、プーリに係合又は接触するための圧縮ゴム層6の摩擦伝動面に、ポリエチレン系樹脂で形成された滑剤7を、前記摩擦伝動面の面積に対して20%以上(特に20〜80%)の面積割合で付着させる。前記滑剤7は、粒状滑剤及び/又は扁平状滑剤を含む。前記摩擦伝動ベルトは、摩擦伝動面の近傍に滑剤が埋設されていてもよい。前記圧縮ゴム層はエチレン−α−オレフィンエラストマーを含んでいてもよい。前記摩擦伝動ベルトは、バインダー成分を介在させることなく、滑剤が圧縮ゴム層に付着していてもよい。前記粒状滑剤は低密度ポリエチレンで形成されていてもよい。前記扁平状滑剤は、粒状滑剤が加硫成形工程で薄肉化した滑剤であってもよい。 (もっと読む)


【課題】プーリと摩擦伝動ベルトとの間で異音が生じることを抑制でき、且つ、製造にかかる手間及び時間が少なくて済む、摩擦伝動ベルトの製造方法、摩擦伝動ベルト、及び摩擦伝動ベルトの製造装置を提供する。
【解決手段】圧縮ゴム層5に心線及び短繊維が埋設された構成を有するベルトスリーブ1の圧縮ゴム層5の外周面7に、プーリに当接する摩擦伝動面を形成する工程が施される。工程では、ベルトスリーブ1を一対のロール51,52に巻き掛け、ベルトスリーブ1にテンションを生じさせた状態で、ベルトスリーブを一対のロール51,52を用いて回転させる。この際、研削ホイール53は、回転させられながらベルトスリーブ1の外周面7に当接されている。また、ベルトスリーブ1と研削ホイール53との接触面16,56には界面活性剤が供給される。 (もっと読む)


【課題】アラミド繊維のホツレを防止することができ、また耐屈曲疲労性が高く、ゴムとの接着性に優れたアラミド心線を提供する。
【解決手段】アラミド繊維コードを、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂の固形分質量をレゾルシン・ホルマリン・ラテックスの固形分質量1に対して0.2〜0.4の割合で混合した第1のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス液に浸漬して乾燥させる工程と、さらに前記第1のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス液と同じ組成であって、固形分濃度が前記第1のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス液より小さい第2のレゾルシン・ホルマリン・ラテックス液で処理をした工程と、前記処理をしたアラミド繊維コードをゴム糊に浸漬して乾燥させる工程と、を経て作製されたてアラミド心線である。 (もっと読む)


【課題】高分子構造を分子レベルで捉えるコンピュータシミュレーションにより、架橋可能なポリマーを単純なビーズスプリングモデルとして精度良くモデル化するポリマーモデル作成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】コンピュータ400により、架橋可能なポリマーをビーズとスプリングで表現可能なビーズスプリングモデルとしてモデル化するポリマーモデル作成方法であって、結合したビーズ間の距離の変化によりポテンシャルが変化するFENEポテンシャルUFENE、結合していないビーズ間の距離の変化によりポテンシャルが変化するLennard-JonesポテンシャルULJ、及び、結合した3つのビーズの間にできるなす角の変化によりポテンシャルが変化するAngleポテンシャルUANGLEをビーズスプリングモデルのシミュレーションに導入して、ポリマーの架橋構造モデルを作成する。 (もっと読む)


【課題】表面の耐摩耗性を維持しつつ、反りが発生することを有効に防ぐことができる弾性舗装ブロックを提供する。
【解決手段】粒状ゴムチップ材をバインダーで結合させて形成される表面層1と、バインダーを含有することなくゴム粉を熱圧縮成形して形成されるクッション層2の積層構造で弾性舗装ブロックAを形成する。弾性舗装ブロックAの表面は粒状ゴムチップ材をバインダーで結合させて形成される表面層1で形成され、弾性舗装ブロックAの表面の耐摩耗性を維持することができると共に、バインダーを含有することなくゴム粉を熱圧縮成形して形成されるクッション層2が積層されているため、表面層1のバインダーが劣化しても、表面層1の反り変形をクッション層2で防ぐことができる。また、表面層1の表面に溝4が設けられているので、表面層1の熱収縮の作用が全面に及ぶことを溝4で遮断することができ、反り変形の発生をより有効に防止できる。 (もっと読む)


【課題】長時間にわたって、ベルト表面の摩擦係数の低減することができ、且つ、プーリに対するベルトの摺動性及び発音の抑制を向上させることができるポリウレタン製伝動ベルト及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】滑剤(油脂)5が添加されたポリウレタンエラストマーからなるベルト本体2における、プーリとの接触面であるベルト表面3は、当該ベルト表面3の長手方向及び幅方向にわたって起伏を繰り返す多数の微細な凹凸部6を有する粗面であり、且つ、当該ベルト表面3の算術平均粗さを4〜25μmにする。 (もっと読む)


【課題】伝達効率を低下させずに、変速機に使用しても加速性能を長期間安定して維持できる伝動用Vベルトを提供する。
【解決手段】ベルトの長手方向に心線4aを埋設した接着ゴム層4と、この接着ゴム層4の一方の面に形成された圧縮ゴム層5と、前記接着ゴム層4の他方の面に形成された伸張ゴム層3とを備えた伝動用Vベルト1において、前記圧縮ゴム層5及び前記伸張ゴム層3に、短繊維がベルト幅方向に配向して埋設し、少なくとも前記伸張ゴム層3の側面に、短繊維が突出し、かつ前記圧縮ゴム層5の側面が、前記伸張ゴム層3の側面全体における短繊維の平均突出高さよりも短繊維の平均突出高さが低い平滑領域を形成する。本発明の伝動用Vベルトは、ローエッジコグドVベルトで構成された変速ベルトであってもよい。 (もっと読む)


【課題】弾性体と摩擦部材の寿命を延長して、非対称ダンピング特性を有するオートテンショナの耐久性を向上させることである。
【解決手段】板ばね5の折り曲げ部5aを、挟持されるコイルばね係止部としての回動部材3の螺旋段差面9aとコイルばね4の端面とに、挟持領域の全長に渡って接触させることにより、回動部材3の回動によって、折り曲げ部5aが螺旋段差面9aやコイルばね4の端面から押圧されても、折り曲げ部5aの基端部に大きな曲げ応力が発生しないようにするとともに、折り曲げ部5a近傍の円弧部が外径側の摩擦部材6に局所的に強く押圧されないようにし、板ばね5と摩擦部材6の寿命を延長して、非対称ダンピング特性を有するオートテンショナの耐久性を向上できるようにした。 (もっと読む)


【課題】コンピュータシミュレーションにより繊維材料と接着液の接着メカニズムの解析と繊維材料と接着液の界面の剥離特性の予測を行う。
【解決手段】分子動力学計算により繊維材料のモノマーモデルを作成し、所定の重合度で重合させて単位モデルとなる重合体モデルを作成し、複数本を予め定めた空間にランダムに配置したランダム配置モデルを作成する(S1〜3)。ランダム配置モデルを構造緩和させて未配向のモデルを作成し、1軸方向にせん断エネルギーを与え、分子鎖を1軸方向に伸張させ、伸びきり状態の1本の分子鎖を選択して複数本複写した分子鎖の配向方向をアラミドの結晶構造に対応した座標に配置し、構造緩和させて繊維材料モデルを作成する(S4〜9)。 (もっと読む)


【課題】 ベルト伝動面に短繊維を植毛して露出し、ベルト走行時の騒音を軽減し、そして耐久性を向上させた伝動ベルトを提供する。
【解決手段】 ベルト長手方向に沿って心線3を埋設したゴム層3と、該ゴム層3に隣接してベルト長手方向に延びるリブ部もしくはベルト長手方向に所定間隔で設けたコグ部からなる型付部6を有する伝動ベルト1であり、ゴムを波形状に流動させた内層と、短繊維を前記型付部6に多層に植毛した表面層を有し、前記型付部の表面が平坦面に形成され、しかも前記表面層が短繊維をゴム層に埋設した第1植毛層26aと、前記第1植毛層26aの表面に短繊維を固着させた第2植毛層26bとを有する多層植毛層9になっている。 (もっと読む)


1 - 10 / 730