説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

71 - 80 / 2,544


【課題】得られる金属二重管の外管と内管の界面に面圧を発生させ、密着性を確保できる金属二重管の製造方法を提供する。
【解決手段】加工用ダイスとしてテーパーダイス2を用いる冷間引抜きによって、外管11の内面に内管12の外面が接してなる金属二重管1を製造する方法であって、下記(1)式により算出され、テーパーダイス2のアプローチ部2aで外管11と内管12とが接触する長さL(mm)が、下記(2)式を満たす条件とし、空引きすることを特徴とする金属二重管の製造方法である。ここで、do1は冷間引抜き前の外管11外径(mm)、zは冷間引抜き前における外管11と内管12とのクリアランス(mm)、d1は冷間引抜きにより得られた金属二重管1の外径(mm)、αはテーパーダイス2のアプローチ部2aの角度(°)である。
L=(do1−d1−2z)/2sinα ・・・(1)
1.35≦1/L≦10 ・・・(2) (もっと読む)


【課題】鋼中に存在する介在物を鉄マトリクスから抽出後、介在物を観察可能にし精度よく粒度分布を測定するための前処理法を提供する。
【解決手段】鋼試料を溶解し、残渣をフィルターでろ過する。残渣中に含まれる大量の遊離カーボンを低温灰化処理することで大部分を除去する。この方法を前処理として介在物を分析することにより、介在物のみを精度良く観察することができ、介在物の粒度分布を精度良く計測できる。 (もっと読む)


【課題】亜包晶鋼でかつ低合金鋼の連続鋳造において、鋳型内の初期凝固現象に起因した縦割れを防止する。
【解決手段】垂直曲げ型の連続鋳造機を使用する亜包晶鋼でかつ低合金鋼の連続鋳造方法である。CaO,SiO2,アルカリ金属酸化物,および弗素を基本成分とし、CaOのSiO2に対する質量濃度比としての塩基度(CaO/SiO2)が1.6以上、凝固点が1250℃以上、1300℃における粘度が1poise以下であるモールドフラックスを使用する。鋳型より鋳片の引抜き方向下流側で、曲げ部より鋳片の引抜き方向上流側の垂直部において、二次冷却の比水量を0.20リットル/kg以下にする。
【効果】亜包晶鋼でかつ低合金鋼の連続鋳造時に、鋳型内の初期凝固現象に起因した縦割れを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】高炉炉体を損傷することなく、出銑口の安定かつ確実な開孔作業を行うことのできる自動開孔制御方法を提供する。
【解決手段】高炉の出銑口を開孔する開孔機の制御方法において、開孔ロッドの送り速度が所定の送り速度未満のときは、開孔ロッドの送り圧力と回転強さと打撃強さのうちの少なくとも一つを増加させ、開孔ロッドの送り速度が所定の送り速度以上のときは、開孔ロッドの送り圧力と回転強さと打撃強さのうちの少なくとも一つを減少させることにより、開孔ロッドの送り動作を停止することなく開孔を行う自動開孔制御方法である。前記の制御方法において、出銑口深度の検出値が予め決められた設定値以上になったときは、前記送り圧力と出銑口の貫通を検出するための設定値とを比較し、前記送り圧力が前記貫通検出のための設定値以下のときは、開孔ロッドの後退および退避を行う方法が好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐フレーキング性と耐パウダリング性とを両立させた合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】所定の化学組成を有し特にSiを0.02〜0.1%含む母材鋼の表面に、Feを7.5〜11%、Alを0.1〜0.3%含むめっき層を有し、めっき−母材界面にレッジ構造部を面積率にして60%以上有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板とし、上記組成を有する鋼スラブの熱間圧延の最後に900〜950℃で熱間仕上げ圧延を行い、得られた熱延鋼板を冷間圧延し、790〜900℃で焼鈍し、めっき浴温Tp(℃)と侵入鋼板温度Ts(℃)とが、450≦Tp≦470かつ0≦Ts−Tp≦30を満足する条件下で溶融亜鉛めっきを施し、次いで460〜600℃で合金化処理を施した後、調質圧延を行う、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延する際に冷間圧延開始側および終了側とした素管端部に発生する割れを抑制でき、安定して冷間圧延を行うことができる継目無管の冷間圧延方法を提供する。
【解決手段】質量%でCr:21〜31%およびNi:43〜60%を含有するオーステナイト系合金からなる継目無管を素管として冷間圧延を行うに際し、冷間圧延開始側および終了側となる端部の外面1a側に、面取り加工後の端部肉厚Lt(mm)および長手方向のベベル長さLb(mm)が下記(1)式および(2)式を満たすように面取り加工が施された素管1を用いることを特徴とする継目無管の冷間圧延方法である。ただし、tは素管肉厚(mm)とする。
0.5t≦Lt≦0.75t ・・・(1)
−4Lt+4.5t≦Lb ・・・(2) (もっと読む)


【課題】互いに隣接する二つの出銑口前の主樋で共用される高炉主樋カバー移動装置において、いずれか一方の出銑口での主樋の点検補修作業者の安全を確保できる高炉主樋カバー移動装置を提供する。
【解決手段】旋回駆動装置10bにより水平方向に回転可能に保持された旋回ポスト9と、昇降駆動装置10aにより上下動可能に支持され、かつ、旋回ポスト側に前記昇降駆動装置の昇降駆動受け部と昇降駆動による上下動を支える支点を備え、旋回ポストとは反対側の端部に前記主樋カバーを吊り上げるための吊り部12を備えたアーム11とを有し、さらに、主樋カバー移動装置の動作範囲を制限するストッパー装置(ストッパー15、油圧シリンダー14および受け16で構成される)を備える高炉主樋カバー移動装置。ストッパー装置は、主樋カバー移動装置内に内蔵されていることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】少なくともAピラー、Bピラー及びルーフレールサイドを備える自動車車体の側部構造を提供する。
【解決手段】サイドシルに接続されて上方へ向けて延びて存在するとともに閉断面を有する第1の部分と、該第1の部分に連続して斜め方向へ向けて延びて存在するとともに閉断面を有する第2の部分とを備えるAピラーと、該Aピラーに連続するとともにBピラーに接続し、閉断面を有するルーフレールサイドとを備える自動車車体の側部構造である。閉断面を有するとともに三次元で屈曲した形状を有し、かつ高周波焼入れ処理された軸方向に単一の部材により構成された側部補強部材が、少なくとも、前記第2の部分の内部及び、前記ルーフレールサイドの内部であって前記Bピラーとの接続部よりも後方の位置までの間に、配置される。 (もっと読む)


【課題】コークス炉の部分的な熱間補修により積替えた炉壁の昇温において、多数の工数と特別な加熱手段を用いることなく、簡便に均一に昇温を行うことができ、補修部の煉瓦の目地切れや亀裂の発生を防止する。
【解決手段】室炉式コークス炉におけるフリュー21a,21bの煉瓦積替を熱間で行った後に、積替した煉瓦の昇温が終了するまでの間、この煉瓦の昇温を、煉瓦積替を行ったフリュー21a,21bの炉壁煉瓦の下部の一部に開孔35を設け、且つフリュー21a,21bの燃料ガスあるいは空気供給用の開口部であるフリューポート22,23を閉止するともに、フリュー21a,21bに隣接する炭化室10a内に流入させた、奥側の非積替部からの熱気41を開孔35からフリュー21a,21bの内部に導入し、フリュー21a,21bの直上にあるフリュー点検孔30からフリュー21a,21bの内部を上昇してきた熱気41を排気することによって行う。 (もっと読む)


【課題】鋳造時間が経過しても、非金属介在物による閉塞が生じ難く、その効果を維持できるようにする。
【解決手段】ノズル本体1の内部を流下する下降流が旋回流である場合に使用する浸漬ノズルである。ノズル本体1の底部1a近傍の外周部1bに設けられた1対の側面孔2に加えて底部1aに底孔3を設けると共に、前記側面孔2を穿った部分における任意のノズル本体横断面内に存在する孔が2つである。この浸漬ノズルを使用し、20〜80m3/hrの流量速度Qで浸漬ノズルから鋳型内へ溶融金属を供給する。
【効果】溶融金属を供給する流量速度が大きい場合であっても、鋳型内の流動を静穏に保って連続鋳造を行うことができ、モールドパウダーの巻き込み欠陥や凝固シェルの再溶解などの問題を改善できる。 (もっと読む)


71 - 80 / 2,544