説明

新神戸電機株式会社により出願された特許

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【課題】電池異常時の安全性を確保し高率放電特性を向上させることができる非水電解液電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン二次電池20は、電池容器7を有している。電池容器7には、正極板W1および負極板W3がセパレータW5を介して捲回された電極群6が収容されている。電池容器7内には非水電解液が注液されている。非水電解液には、エチレンカーボネートとジメチルカーボネートとが混合された混合溶媒中に、リチウム塩の4フッ化ホウ酸リチウムが溶解されている。この非水電解液には、難燃化剤としてホスファゼン系難燃化剤および引火点が無検出性のフッ素置換エーテルが混合されている。ホスファゼン系難燃化剤により非水電解液に難燃性ないし自己消火性が付与され、フッ素置換エーテルにより非水電解液の粘性が低下する。 (もっと読む)


【課題】 難燃化剤層を形成しても、電池性能を大幅に低下させることがない非水電荷液電池を提供することにある。
【解決手段】 非水電解液電池の正極板として、正極集電体の表面及び裏面の少なくとも一方に正極活物質層を形成し、正極活物質層の表面にポリフッ化ビニリデンにより結着した環状ホスファゼン化合物を含む難燃化剤層を形成して正極板3を構成する。環状ホスファゼン化合物の含有量を、正極活物質層の重量に対して3.5〜7.5重量%とし、ポリフッ化ビニリデンの含有量を、環状ホスファゼン化合物の重量に対して15〜25重量%とする。 (もっと読む)


【課題】 設置位置へ容易に移動できるキャパシタ・モジュールを提供する。
【解決手段】 ケース5を、一面が開口したケース本体11と、ケース本体11の上方に配置される上壁部13と、ケース本体11と上壁部13との間に配置されるパッキング15とから構成する。フランジ部19eが設けられた側壁部19Bの外壁面上に制御回路が実装された3枚の第1〜第3の制御基板7A〜7Cを固定する。 (もっと読む)


【課題】初期の充電受入れ性能を向上させるとともに、電池使用の長期に亘って充電受入れ性能の低下を抑制し、長寿命の鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】鉛粉を原料とするペースト状負極活物質を、鉛合金製の集電体に充填して作製するペースト式負極板を用いる鉛蓄電池において、負極活物質中に鱗片状黒鉛及びビスフェノール類アミノベンゼンスルホン酸縮合物を含有させる。鱗片状黒鉛は、その平均一次粒子径を100μm以上220μm以下とする。鱗片状黒鉛の含有量は、好ましくは、満充電状態における負極活物質(海綿状金属鉛)100質量部に対して、0.5質量部〜2.7質量部、さらに好ましくは、1.1質量部〜2.2質量部である。 (もっと読む)


【課題】 簡単に利用できる蓄電セルを提供する。
【解決手段】 第1のリード線接続用端子部材5が接続された第1の接続用端子部21を備えた第1の端子金具3を缶11の缶本体13の底部13aに固定する。第2のリード線接続用端子部材9が接続された第2の接続用端子部27を備えた第2の端子金具7を缶11の蓋体15に固定する。第1の端子金具3及び第2の端子金具7は、第1の接続用端子部21及び第2の接続用端子部27が缶本体13の外周面11aとの間に間隔を開けて且つ外周面11aに沿って延びるようにそれぞれ構成する。 (もっと読む)


【課題】容器の内圧が予め定めた圧力以上に上昇すると開く開裂溝を備えることができる円筒状リチウムイオンキャパシタを提供する。
【解決手段】電極群が収納された容器の開口部を密閉状態で塞ぐ容器蓋を、金属製の蓋本体13と金属製の蓋キャップとから構成する。蓋本体13は平板部の中央に膨出部13bを一体に備えている。膨出部13bは円筒部と外周部が該円筒部の他端とつながる円板部13dとを備えている。円板部13dを円板部13dの中心を通る仮想中心線L1と直交し円板部13dに沿って延びる仮想線L2によって二分割して第1の分割領域R1及び第2の分割領域R2と定めたときに、第1の領域R1に開裂溝16を形成し、第2の分割領域に一方の極板と電気的に接続される端子部を固定する。 (もっと読む)


【課題】 リチウムイオン電池等の蓄電セルの制御装置の回路を簡略化し、コストダウンを図る。
【解決手段】
本発明による蓄電装置は、複数の蓄電セルを直列接続したセルグループと、セルグループの蓄電セルの充放電状態を管理する制御装置と、蓄電セルの端子間電圧を測定するための、蓄電セルの正極および負極のそれぞれと制御装置とを接続する複数の電圧検出線とを備え、制御装置は、電圧検出線を選択するスイッチ部と電圧検出部とスイッチ制御部とを備え、スイッチ部は、一端が電圧入力端子を介して一の電圧検出線に接続され、他端が電圧検出部に接続された選択スイッチを各々の電圧検出線毎に備え、電圧検出線には、電圧入力端子側に抵抗が直列に接続されている。 (もっと読む)


【課題】 隣接する鉛蓄電池の端子間に渡した導電板を絶縁カバーで覆った組電池において、測定・点検作業を容易にすると共に不用意に導電板に接触することがないよう安全性を高める。
【解決手段】 組電池を構成する鉛蓄電池1の端子3と、隣接する鉛蓄電池の端子間を電気的に導通させる導電板4を配置し、この導電板4に少なくとも導電板の表の面と周囲端面を覆う絶縁カバー6を設置する。この絶縁カバー6には、導電板4の表の面を露出し電池を点検することができる開口8が設けられる。この開口8を開閉する機能を持った被覆体7を設け、電池の電流、電圧値等の点検時には被覆体7を取り外して行い、通常時は被覆体7が絶縁カバー6の開口8を覆うことにより、導電板4への接触の心配を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 鉛と酸化物を含有するドロスから、金属鉛を効率よく回収する手段を提供する。
【解決手段】 鉛と酸化物を含有するドロス9を回収釜1の坩堝2に投入し、886℃以上で加熱した状態を継続する。坩堝2の下方に溶融金属鉛が分離されるので、回収釜1の底部に設置した取り出し口8から溶融金属鉛を流出させ取り出す。ドロス9は、好ましくは900℃〜1100℃の温度範囲で加熱する。 (もっと読む)


【課題】リン酸エステルを加え、非水電解液の自己消火性を高めた電池において、リン酸エステルの分解を防止し、電池の容量の低下を抑制する。
【解決手段】非水電解液が、リン酸トリメチルと、ビニレンカーボネートと、非水溶媒としてエチレンカーボネート並びにジメチルカーボネート及び/又はジエチルカーボネートとを含み、エチレンカーボネート並びにジメチルカーボネート及び/又はジエチルカーボネートの体積の和が、前記非水溶媒の総体積の60体積%以上であり、エチレンカーボネート並びにジメチルカーボネート及び/又はジエチルカーボネートの体積の和に対するジメチルカーボネート及び/又はジエチルカーボネートの体積の比が0.3〜0.6であり、リン酸トリメチルが前記非水電解液の総重量に対して3〜5重量%含まれ、ビニレンカーボネートが前記非水電解液の総重量に対して1.0〜10重量%含まれる。 (もっと読む)


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