説明

曙ブレーキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】 ブレーキ開放センサの位置調整を簡便に行い、常に検知精度を確保し、ブレーキの引摺りや焼付きを未然に防止できるブレーキ開放センサ支持構造を提供する。
【解決手段】 軸方向に作動するピストン部材12により回転するブレーキロータ11がパッド10を介して押圧されてブレーキ動作を行う産業用ディスクブレーキであって、前記パッド10の開放位置を検出するリミットセンサ2を静止部1にて支持するブレーキ開放センサ支持構造において、前記リミットセンサ2を静止部1に対してピストン部材12の動作方向に位置調整可能に支持・固定されたことにより、リミットセンサ2の位置をブレーキ開放位置に対応させて調整できるので、センサのオン・オフや不感帯の調整を含めて常に精度よくブレーキ開放を確実に検知して外部の制御装置に信号を送ることができ、ブレーキ制御が適正に行われて、ブレーキの引摺りや焼付きを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 グラファイトに比べて耐熱、耐酸化性が著しく向上すると共に、高温での耐摩耗性を高めた固体潤滑材を提供する。
【解決手段】
グラファイト表面に、金属酸化物ナノ粒子を水に対して0.25〜5質量%含むリン酸塩水懸濁液で被覆層を形成してなることを特徴とする固体潤滑材である。 (もっと読む)


【課題】地震時の揺れに対しても、また低周波、低エネルギーの揺れに対しても十分高く安定した摩擦係数、耐摩耗性、耐食性を持ちながら、広範囲の振動に対する耐ノイズ性、耐振動性を兼ね備えた摩擦ダンパー用ライニングを提供する。
【解決手段】繊維材と、摩擦調整材と、該繊維材と該摩擦調整材とを結合する結合材とを含む摩擦材と、前記摩擦材が一体的に固着されるバックプレートと、を備え、前記結合材は、熱硬化性樹脂を含み、前記繊維材は、前記摩擦材に対し15体積%以上45体積%以下であり、前記摩擦調整材は、一又は複数種の固体潤滑材を前記摩擦材に対し5体積%以上25体積%以下含み、モース硬度7.5以下の硬質粒子を該摩擦材に対し2体積%以上15体積%以下含み、さらに該固体潤滑材と該硬質粒子の体積%比が0.5以上4.0以下であり、前記摩擦材は、前記バックプレートに対する厚みの比が0.3以上4.0以下である。 (もっと読む)


【課題】機器等に格別の構造改変を伴うことなく、パーキングブレーキによるサービスブレーキ失陥時のフェルセーフが可能な非常ブレーキ機構を提供する。
【解決手段】サービスブレーキ系統1〜4とパーキングブレーキ系統7〜10が独立して設けられたブレーキ機構において、前記サービスブレーキの操作手段の操作によって所定の減速度が得られない場合に、前記パーキングブレーキ系統の操作手段10Aが自動的に操作されることにより、格別の機器等を追加せずとも、自動パーキングブレーキの作動アルゴリズムを追加するだけで、運転者が減速ないし停止しようとしている意思に拘らず、所定の減速度が得られない場合には、パーキングブレーキ系統の失陥と判断して、自動的にパーキングブレーキを作動させることが可能となり、大事故を回避できる。 (もっと読む)


【課題】繊維基材で補強しなくても、優れた機械的強度を有する摩擦材、特に、原材料や気孔径および気孔率の配置を制御して、用途に応じた種々の摩擦性能を有する摩擦材を提供する。
【解決手段】摩擦調整用粒子材料、並びに、結合材として、平均粒径が0.1〜0.5μmのチタン酸カリウム粒子、未架橋ゴム及び熱硬化性樹脂を含む熱硬化性樹脂組成物を含有する摩擦材を得る。特に該熱硬化性樹脂組成物を造粒用結合材として用いて該摩擦調整用粒子材料の造粒物を製造し、それを成形して摩擦材を得る。 (もっと読む)


【課題】ロータ温度400℃以上の高温域での摩擦材強度を向上させた摩擦材を提供すること
【解決手段】少なくとも繊維基材、結合材及び摩擦調整材を含む摩擦材であって、該摩擦調整材の一部として、アミノシランカップリング剤により処理が施された金属酸化物粒子を含む摩擦材。 (もっと読む)


【課題】冷却風の取り込みに加えて熱風の排出経路を十分に確保し、高い冷却効果を得ることのできるディスクブレーキ用冷却ダクトを提供する。
【解決手段】ディスクブレーキにおけるキャリパ50のパッド配置部へ冷却風を送風する冷却ダクト10であって、冷却風供給口に接続され、キャリパ50のインナ側に配置されたメインダクト12と、キャリパ50のインナ側へ冷却風を導くインナダクト14と、キャリパ50のアウタ側へ冷却風を導くアウタダクト16と、を有し、アウタダクト16は、キャリパ50におけるロータの回入側または回出側の少なくとも一方に引き回されることを特徴とする。また、アウタダクト16は、キャリパ50の外周側に配置され、内周側へ開口部を向けた送風口20を有するようにすると良い。 (もっと読む)


【課題】十分な母材強度を有するとともに、優れた高速効力とフェード特性を有する摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材、摩擦調整材及び結合材を少なくとも含む摩擦材であって、摩擦調整材として、平均粒径3.5μm以上の、酸化鉄又はチタン酸カリウムを含有することを特徴とする摩擦材。 (もっと読む)


【課題】 パッド部材の装着機構を簡素化してコンパクトでありながら、パッドホルダ内でのパッド部材のクランプ力が均等かつ強固で、ブレーキ接線力を剛体で受け止めて、複数のパッド部材であっても、全く落下する虞れなく安全で、軽快に着脱作業を行う。
【解決手段】 パッドホルダ4の蟻溝20に対して複数のパッド部材5がスライド自在に構成されたパッド部材装着機構において、前記パッド部材5の1つを前記蟻溝20から接線方向Pに直交する方向に着脱可能に構成したことにより、パッド部材5の装着機構が簡素化されてコンパクトでありながら、パッドホルダ4内でのパッド部材5のクランプ力が均等かつ強固で、分割された複数のパッド部材であっても、軽快に着脱作業を行える。 (もっと読む)


【課題】展開形状を小さくして必要となる素材の量を抑えると共に、折れ曲がり部の数を少なく、折れ曲がり部の形状を単純にして、曲げ加工を容易化でき、アンチラトルスプリング12bの製造コストを抑えられる構造を実現する。
【解決手段】前記アンチラトルスプリング12bは、枠部33と、この枠部33の周方向両側に設けられた複数の弾性押圧部34a〜35dとを備える。この枠部33の内側に、プレッシャプレート8aの吊り下げ板部19を挿通する。又、この枠部33の周方向両端部を、この吊り下げ板部19を進入させる為、キャリパのブリッジ部の内径側側面のうちで、この面に形成した凹部を周方向両側から挟む位置に当接させる。又、前記各弾性押圧部34a〜35dにより、第一、第二の両パッド6a、7aを構成するプレッシャプレート8a、8bを径方向内方に押圧する。 (もっと読む)


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