説明

株式会社ダイヘンにより出願された特許

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【課題】マニピュレータの溶接姿勢の変化によって変動する溶接ワイヤ送給速度をリアルタイムに最適制御する場合、フィードバック制御では大きな変化に対応できない。
【解決手段】
システムコントロール部10aは、異常値であるワイヤ送給速度を判定すると共に、異常値となったときの溶接トーチ13の速度指令値と異常値とに基づいて移動距離毎の補正データを作成する。ワイヤ送給制御装置30は作業プログラムを実行する際、溶接トーチ13の移動距離と、並びに速度指令値と補正データに基づいてワイヤ送給装置16をフィードフォワード制御する。溶接ロボットで複雑な形状を高速で溶接するといった、送給系の負荷の変動が大きい溶接であっても安定した溶接結果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】幅の均一なビードを形成できるアーク溶接システムおよびアーク溶接方法の提供
【解決手段】溶滴移行期間T1中にピーク値で電流を流すピーク期間と上記ピーク値よりも小さいベース値で電流を流すベース期間とを含む単位パルス波形の電流を、消耗電極に繰り返し流す工程と、各冷却期間T2中に溶接進行方向に上記消耗電極を移動させる工程と、設定時間に基づき上記設定時間当たりの上記ピーク期間の回数である標準パルス数を計算する工程と、溶滴移行期間T1における上記ピーク期間の回数が設定数に達すると、溶滴移行期間T1を終了するパルス数制御工程と、溶滴移行期間T1の長さが設定時間に達すると、溶滴移行期間T1を終了する時間制御工程とを備え、上記時間制御工程は、予備溶接開始指示信号Ss2を上記切替制御回路が受けたときに行われ、上記パルス数制御工程は、本溶接開始指示信号Ss1を上記切替制御回路が受けたときに行われる。 (もっと読む)


【課題】
集電手段に接続された溶接用ケーブルに無理な力が加わることがないとともに、溶接用ケーブルに集電ブラシが引っ張られて集電ブラシの動作の阻害及び集電ブラシと集電リングの接触面積が小さくなることを抑制できるポジショナを提供する。
【解決手段】
ポジショナは、支持ベースに設けられた収納室12に外部電源接続用の溶接用ケーブル50を収納し、収納された溶接用ケーブル50の集電装置30側を非拘束の遊びがある状態にして、集電装置30側端部を収納室12から外部に導出するとともにブスバー40に設けられた接続片に接続する。 (もっと読む)


【課題】回路素子の動作損失を低減し、変換効率の高効率化を図ることができる電力変換装置を提供する。
【解決手段】絶縁トランス12の二次側の整流回路13の後段に、平滑リアクトルLb、平滑コンデンサCbを有するフィルタ回路14が備えられるDC−DCコンバータ10において、絶縁トランス12の二次側コイル12bと整流回路13との間に共振コンデンサCxが直列に接続される。一次側のインバータ回路11は、スイッチング素子SW1,SW2のハーフブリッジ回路よりなり、フィルタ回路14の平滑リアクトルLbと共振コンデンサCxとの共振周波数に応じたスイッチング周波数にてスイッチング動作が行われる。 (もっと読む)


【課題】系統連系インバータ装置でMPPT制御から連系点電圧抑制制御に切り換えた後、MPPT制御に戻すとき、最大電力点電圧への追尾時間のロスを低減する。
【解決手段】コントローラ4はインバータ装置3をMPPT制御で制御する第1の電圧指令値生成部401と、連系点電圧抑制制御で制御する第2の電圧指令値生成部402と、MPPT制御と連系点電圧抑制制御とを切り換える電圧指令値切換部403を備える。電圧指令値切換部403がMPPT制御から連系点電圧抑制制御に切り換えると、第2の電圧指令値生成部402は太陽電池2の出力電圧を上昇させる制御から当該出力電圧を低下させる制御に切り換え、太陽電池2の最大電力点を探索する。第2の電圧指令値生成部402は太陽電池2の出力電圧が最大電力点の電圧になると、連系点電圧抑制制御を終了し、第1の電圧指令値生成部401はMPPT制御を開始する。 (もっと読む)


【課題】1つの溶接トーチWTからミグアーク3a及びプラズマアーク3bを発生させるプラズマミグ溶接方法において、プラズマ電極1bと溶接ワイヤ1aとの間に発生する異常なアーク放電を防止する。
【解決手段】溶接トーチWT内に配置されたプラズマ電極1bと母材2との間にプラズマ溶接電圧Vwpを印加してプラズマ溶接電流Iwpを通電することによってプラズマアーク3bを発生させる。溶接ワイヤ1aと母材2との間にミグ溶接電圧Vwmを印加してミグ溶接電流Iwmを通電することによってミグアーク3aを発生させる。プラズマ溶接電圧Vwpの平均値とミグ溶接電圧Vwmの平均値との電圧差が予め定めた基準電圧値よりも大きくなったときは、プラズマ溶接電流Iwpを設定値から減少させて電圧差を小さくして、異常なアーク放電を防止する。 (もっと読む)


【課題】溶接中の異常監視をロボット制御装置側のみで行っているために、制御装置自体が正常動作しなくなると、異常監視が機能しなくなる。
【解決手段】マニピュレータMと、教示に基づいて溶接指令信号Wsを出力するロボット制御装置RCと、溶接指令信号Wsに基づいて溶接処理を行う溶接電源WPとを備えたアーク溶接ロボットである。ロボット制御装置RCは、溶接処理に関連する処理時間を含む工程計画情報を出力する。また、溶接電源WPから入力される溶接状態信号Wcおよび工程計画情報に基づいて溶接実行状態を監視する。溶接電源WPは、溶接処理の現在状態を示す溶接状態信号Wcを出力する。また、ロボット制御装置RCからの工程計画情報に基づいて溶接実行状態を監視する。相互に各々の状態を監視するようにしたことによって、溶接を継続したままマニピュレータMが停止する等の不測の事態を防止する。 (もっと読む)


【課題】グロビュール移行領域の内外で安定した溶接を行なうことができる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置は、炭酸ガスをシールドガスに使用し、短絡状態とアーク状態とを交互に繰り返す炭酸ガスアーク溶接方法によって溶接を行なう。短絡期間の後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路が制御される。ワイヤを送給速度の速度設定値が所定範囲X2外である場合に比べて、速度設定値が所定範囲X2内である場合には、ハイレベルベース電流に重畳する所定の周期で増減する波形の振幅が増加される。これにより短絡移行領域でもグロビュール移行領域でも安定した溶接が可能となる。 (もっと読む)


【課題】溶接ワイヤスプール又はパックワイヤと溶接ワイヤ送給装置との間のワイヤ送給通路に配置されて、送給抵抗の増大を防止することができるワイヤガイドを提供する。
【解決手段】ワイヤ供給源2から送出された溶接ワイヤ3が入る溝12aを外周部に備えたガイドロール12を、送給に伴って従動回転可能にガイド本体11の基端側で保持する。ガイド本体11の先端側に、溶接ワイヤ3が送出される送出穴13が形成された挿通部材14を取り付け、挿通部材14の外周を送出穴13と平行な軸回りに回転可能に保持する保持部材16を設ける。ガイドロール12への溶接ワイヤ3の挿入角度が変化した場合に、挿入角度の変化に追従して、ガイド本体11が送出穴13と平行な軸回りに回転し、送給抵抗の増大を防止する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、溶接ワイヤを安定して送給することができる溶接ワイヤ送給装置のワイヤリール支持装置32を提供する。
【解決手段】本発明のワイヤリール支持装置32は、固定軸21が支柱板1に固定され、回転軸22が固定軸21に回転自在に支持されて、回転軸22の周囲にワイヤリール13が取り付けられる。2つのオイルシール25、26が固定軸21と回転軸22との間に取り付けられ、2つのオイルシール25、26と固定軸21と回転軸22とで密閉空間が形成され、この密閉空間に制動力発生媒体29を封入する。回転軸22の内面にブレーキ部材30が設けられて、ブレーキ部材30が制動力発生媒体29内を通過することによって摩擦力を発生する。この結果、溶接ワイヤを安定して送給することができる。 (もっと読む)


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